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リンパの流れを意識しながら細胞活性化! むくみを解消してすっきりキレイになるオイルマッサージトリートメント

2020.09.14

今回は細胞活性化を促す、お家で手軽にできるオイルマッサージを紹介します。
夏の間にとりすぎた水分による「むくみ」やクーラーの「冷え」を改善!
フェイスラインの緩みが気になる…その原因は猛暑の中での運動不足やクーラーによる冷え、さらに冷たい飲み物のとりすぎで、気、血、水の巡りの悪化にあるのかもしれません。この状態が続くと、むくみやたるみ、セルライトにつながってしまいます。夏が終わったら、リンパの流れにそったオイルマッサージで血行を促し、いらないものは外に流して細胞をいきいきと活性化して、引き締まったフェイスラインを目指しましょう。
リンパの流れを意識したオイルマッサージトリートメントが必要な理由
東洋医学の五行の五季でみると、9月は夏と秋の間の「長夏(ちょうか)」です。長夏の「土」は次の季節である秋が属する「金」を助ける働きがあります。
本格的な秋を迎える季節の変わり目には、夏の疲れでおきがちな水分代謝の滞りや体のむくみを改善しておく必要があります。
なぜなら夏は気のエネルギーを体外に発散する季節でしたが、秋は冬に備えて気のエネルギーを静かに体内に貯めはじめる季節だからです。
気のエネルギーの変化を夏から秋へスムーズに繋げていく大切な役割を担うのが「長夏」なのです。
夏の暑さが治まったからといって、体のケアを何もせずに軽くみていると、秋、冬に体調を崩し老化を加速させてしまうことにもなりかねません。そうならないためにも、今の季節にもっとも適したケアであるオイルマッサージトリートメントが必要になってきます。ツボや経絡を意識しながらリンパの流れに沿って行いましょう。
よく聞くけれどリンパってそもそも何?
オイルマッサージの効果を促進するためには、代表するリンパ節の場所を覚えて、そこを意識することが大事。体の上から下へと覚えていけば、すぐに覚えられます。
リンパの場所
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リンパの働き
リンパ液はリンパ管を流れ、血管と同じように全身に分布され、毛細血管を流れる血液の液体成分がにじみでたものです。
リンパ節は頸部、腋窩部、鼠蹊部などリンパ管の途中に密集していて細菌などをろ過する働きをもっています。
細菌の力が強いと炎症をおこし、リンパ節がはれるのはそのためです。
リンパ液は一般にリンパともいい、リンパの働きは細菌の感染から守って免疫抗体をつくったり、血管から細胞に酸素や栄養を与えたり、老廃物を運ぶ役目などがあります。
リンパの流れが滞る原因とオイルマッサージによる効果
心臓は血液を流すポンプの役割をしますが、リンパにはそのようなポンプがありません。リンパの流れが滞らないようにするためには筋肉の動き(収縮・弛緩)がありますが、現代ではデスクワークによる運動不足でリンパの流れがよどんでしまうことがあります。オイルマッサージはリンパ循環に刺激を与え老廃物を外に排出する以外にも、体の表面を流れる毛細血管を丈夫にし、皮膚の抵抗力、新陳代謝を高め、細胞を活性化する効果があります。血液循環を促すことで若々しい皮膚の回復、また脂肪が燃えやすくなり、痩身効果も期待できます。そして何よりもオイルマッサージの気持ちよさは心身の疲れを癒しリラックスできることにあるでしょう。心のバランスを整える幸せホルモンとよばれているセロトニンがほどよく分泌されることがわかっています。
リンパが停滞しているサイン、見逃していませんか?
5つ以上あったら注意です。
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オイルマッサージに入る前の準備
○自分の肌質に合わせたマッサージオイルと乾いたフェイスタオルを1〜2枚用意します。(最後にオイルを拭き取るときに使います)
全ての肌質に対応できるグレープシードオイルがおすすめです。
匂いもなく、さらっとしています。
○手を温めておくと良いでしょう。
○マッサージは力を入れすぎず、優しくなめらかに行い、手のひらを皮膚に密着させることがポイント。
○気の出入り口のツボがたくさんある指先を意識して使うように。
○1日1〜2回まで。5~10分程度で切り上げるようにしてください。やりすぎは肌に負担を与えて逆効果になるので気をつけましょう。
自分でできる、基礎代謝を上げて細胞を活性化するオイルマッサージ
1.顔のくすみを払拭するオイルマッサージ
◇気血水の滞りをなくすことが大切です。顔のくすみは不健康な印象を与えがち。
◇水分が不足してくると透明感が失われて年齢と共に角質層が厚くなるためです。肌の乾燥を常に気をつけることが大事です。

①顔全体にオイルを気持ちよく優しく塗布します。(全体にオイルが行き届く量で、気持ちよい自分のやり方で大丈夫です)

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②額(ひたい)のマッサージ
両手で人差し指、中指、薬指を使い、額中央から外側へ軽擦(けいさつ)※します。
3~5回ほど繰り返しましょう。
※軽擦は軽い力で皮膚面をさするマッサージ手技です(以下すべて)。
③頬(ほお)のマッサージ
頬全体を、ゆっくり円を描くように軽擦※します。
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④目のまわりのマッサージ
ア:中指で左右同時に晴明ツボプッシュ、攅竹ツボプッシュと上がり、そのまま左右とも眉の上を優しくすべらせながら太陽ツボまでおりてプッシュ。さらに太陽から目の下を触れる程度の力ですべらせて目頭の晴明ツボプッシュ。
イ:アの流れを2回繰り返したら、3回目は太陽ツボで終わらせます。
⑤耳から顎のリンパライン
太陽ツボから、人差し指、中指、薬指の3指で、そのまま耳前からリンパの流れにそって顎のリフトラインを滑らかにゆっくり顎まで軽擦※で下がっていきます。3回繰り返しましょう。
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⑥頬のリンパライン(ほお)
同じく人差し指、中指、薬指の3指を使い、口横の地倉ツボから、耳珠中央前の窪み聴宮ツボまでをゆっくりと3回軽擦※を繰り返します。次は小鼻の横の迎香ツボからこめかみの窪み太陽ツボまでを同じくゆっくりと3回軽擦※を繰り返します。2つのラインをしっかり覚えながら軽擦※しましょう。
2.むくみを解消するオイルマッサージ
◇水分の取りすぎで水分代謝が低下や老廃物がスムーズにおこなわれていないことが考えられます。
◇首の頸部リンパや鎖骨リンパの流れを意識します。
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⑦(⑥まではくすみの払拭マッサージと同じ)
右の四指で左の首横の耳の前後から首の側面を下に軽擦※しながらおりてきます。5回ほど繰り返しましょう。そしてそのまま鎖骨の内側から外に向かうリンパの流れにそって鎖骨を通りながら腕に向かい5回流していきましょう。
左が終わったら右へ。
3.足の冷えやむくみを解消するオイルマッサージ
◇6つの経絡の足の部分をオイルマッサージしていきます。足はとても重要は役割を持ちます。心臓に血液を戻すのは筋肉がポンプのような役割をしています。そんな足の血液循環を滞らせないためにもしっかり冷え予防にもなる足のオイルマッサージをしてあげましょう。足の甲や足首のまわりには沢山のツボが集中しています。足下から血流をアップしてむくみをなくし、美肌へと導きましょう。
①爪先や足裏、膝裏までも含む足全体を気持ちよく手のひらを使いすべらせな
がら塗布します。(足の裏や膝の裏まで全体にオイルが行き届く量で、気持ちよい自分のやり方で大丈夫です)。
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②膝を曲げ、脚の両側面(内・外)を含む前面部、爪先~甲~膝上までを、両
手を使い肌にぴったり密着させながらさすりあげ、また同じ通りを戻るのを3往復しましましょう。膝に向かう時はソフトに、膝から下に向かう時はやや力を入れるのがポイントです。経絡の道にそって軽擦※していることになります。。
③膝を曲げ、両手で膝から外側面を外側くるぶしに向かい足元小指までおりて
いきます。小指爪先から全爪先のふちを巡り親指爪先までいき、親指から内くるぶしに向かい、そのまま内側面を膝まで上っていきます。膝上のふちにそって、再び膝の外側面へ。この流れを3~5往復しましょう。経絡の「陰陽」気の道の方向になり、力の入れ具合はソフトに同じで大丈夫です。。
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④膝を曲げ、両手で足の裏、踵を通り膝の裏の膝窩リンパ節までそのままなめ
らかにしっかり肌と密着させながら流していき、最後は必ず膝の後ろの膝窩リンパ全体を優しく揉みほぐしましょう。これを3~5回繰り返しましょう。
家でできるオイルマッサージですっきりキレイに
普段暮らしている中で、あまり意識することのなかった”リンパ”。
夏の終わりに行う、リンパの流れや経絡を意識しながらのオイルマッサージは、”むくみ”が”たるみ”に変化しないように、私たちが本来もっている自然治癒力(ホメオスタシス)を引き出し、細胞活性化をおおいに向上させることでしょう。
教えてくれたのは
深町公美子先生(文・監修)

鍼灸師、エステティシャン、東洋アロマセラピスト、五行薬膳コーディネーター。

A-ha治療室主宰。著書に「押せば変わる美人のツボ」(集英社)「体と心にきく毎日のツボ」(集英社)「冷え冷えガールのぽかぽかレシピ」(主婦の友社)等。A-haフィットネス講座やA-ha経絡美容鍼イベントを開催している。斬新なアイデアでツボパンティー「帰来」も発案した(Peach John) http://www.ahacu.com

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